shi-yanyの日記

15年前に脊髄損傷による不全麻痺となり足を悪くしました。そんなわたしの日々を綴っていこうと思っています。少しでも元気になる人がいたらいいなぁ。と思って始めました。

世界柔道

前回【オリンピック前哨戦】でも書きました

体操日本選手権に行ってみて、

やっぱり本物ってすごい!と思ったので

柔道も見てみたくなりました。

調べてみたら、今年はなんと世界柔道が東京で

やるというではありませんか?!

早速チケットを購入していざ武道館へ!

体操日本選手権のときは、下の2人が興味を示したのですが、柔道はいまいちピンとこなかったので

長男と2人で行くことに。

長男と2人で行くと本当に助かります。

初めて日本武道館に行ったのですが、

入り口前に急な斜面が!急な坂というレベルではありません。あれは斜面!

1人で行ってたら絶対に上れませんでした💦

駐車場から斜面を登って入り口まで

軽快に車椅子を押してくれる長男。

最近思春期真っ只中で喧嘩をする日々でもありますが、こんなときはほんとに

いい子に育ったなぁ。。としみじみせずにはいられません。

 

武道館に入るとそこには

柔道をやってるらしい小学生や

マッチョな大人。マッチョな関係者っぽい人。

マッチョなフランスの方。マッチョな…

熱気がすごかった(笑)

わたしは中学生の時にオリンピックの柔道を

夢中になって見ていたので

30年分くらいの知ってる情報を長男にはなし、

最近はあまり見れていなかったので

新しいルールを確認しながら観ました。

 

オリンピックのチケットを応募するとき

(結果全滅でしたが…笑)

予選などはわりとチケットが取りやすいかも

と思って、別に予選でもなんでも

観れたら楽しいよね。と思っていましたが、

世界柔道を観て知ってしまいましたよ!

メダルがかかった途端に選手たちも、会場も、

なんとも言えない雰囲気、ボルテージ

会場が一体となって、手に汗握る戦いを

食い入るように観ているのがわかるんです。

一本❗️が決まると、会場全体がウワーとなって

この臨場感!たまらない!と思いました!

 

オリンピック前哨戦シリーズいいなぁ。。

前距腓靭帯断裂

しました。

先月のことです。

いつものように家事を終えて、寝るために

車椅子からベットへ移乗するときに捻りました。

わたしのベットの下に布団を敷いて

子供たちが寝ているので、ぎりぎり車椅子を寄せて

ベットに移乗します。

いつもより少し布団の位置が邪魔をしていました。

でも、もう寝ている子供たちを起こすわけにも

いかないので、少し遠い位置から移乗したわけです。

違いといえばそんなところです。

足先の感覚はまるでないので、足裏がちゃんと

床についているか気にしながら移乗するのですが

その後移乗するときには、足裏は見えません。

なので、なにかどこかの筋が引っ張られるような

嫌な予感で気付きます。

ハッと足先を見ると、足の指が床に巻き込まれる

ようにしてグギっと捻挫しているような形に

なっていました。

なにか変な音も感じました。

表面の感覚が無い分、骨の音というか筋が変になる

感覚というか、ほかの感覚が鋭敏というか

違和感を感じたりします。

 

折れたか?とも思いましたが

とりあえず足を見ると腫れてる感じもなかったので

そんなに体重かからなかったのかな。と思い

そのまま就寝しました。

ちょうど次の日はリハビリの日でしたので、

その旨伝えて、先生に診てもらおうと足を出すと

!!!!

めちゃくちゃ腫れていました…💦

しかも親指の付け根あたりを捻ったかと思ったのに

足首の付け根がぼっこりと腫れていました。

一応診察してもらいました。が、

とりあえず大丈夫そうなので様子見ということに。

それが土曜日です。

そして月曜日。仕事から帰って念のため足を確認。

!!!!!

足首の付け根の腫れが悪化してる&内出血…💦

そこから近くの病院を受診すると

軽い靭帯損傷かな。と言われ包帯でぐるぐるに

してもらって帰ってきました。

まぁ安静にしておけばいいよ。と言われたので

リハビリはお休みしたり、ランチにお出かけも

しないでしばらく過ごしていました。

 

そしてまた土曜日。リハビリの日。

前回診てくれた先生とは違いましたが

念のためみてくれました。

??

???

なにやら先生が足首をうねうねさせながら

首を捻っていました。

これ、靭帯切れてるなぁ💦

え???

そしてエコーで確認をしてもらい

やはりここ前距腓靭帯が切れてるよ。

ってなわけで、件名の診断をされました。

リハビリ病院なので、手術の可否などは

検討できないということで、念のため

大きめの入院しても困らない病院で

診てもらうことになりました。

 

まぁ結果は、靭帯って切れても

特にわたしのようなそんなに足を使ってない人が

手術をして再建するメリットって

あんまりないようで、やはり安静に、、

となりました。

靭帯ってそんな感じなんですねぇ。

わたしの場合は。ということなんでしょうけどね。

 

 

 

オリンピック前哨戦

6月にオリンピック観戦チケットの当落ありましたね

みなさんどうでしたー?

激戦だったそうで、、もちろんわたしも全敗💦

あーんなに全部当たったときの動きや

スケジュールを確認しながら応募したのに…

 

そんなことで終わるわけにはいかない!笑

というわけで、当落後の週末に体操の日本選手権が

行われるということで

次男とそのお友達と娘を連れて高崎アリーナまで

行ってきました!

全日本選手権なのに、前日でもチケット取れるし

満席でもないし。。

オリンピックでは人気種目なのにね。。

体操競技を初めて見たのですが、

ほんとすごいの一言。人が宙を舞ってる…

何回転してるんだか何回ひねってるんだか。

 

オリンピック前哨戦は続く。。。

 

車椅子バスケ&テニス

体験しました。

車椅子バスケでは、まずあのハの字の車椅子の練習です。

思ったほど乗り心地悪くなく(もっと難しいかと思っていました)、普通に乗れたので、

次男とジグザグ走行勝負!もちろん勝ちましたよ。

でもやはりというか周りの子たちより

車椅子操作の上手なうちの子達でした(笑)

車椅子バスケのゴールって、普通の高さなのかなぁ

たぶんそうです。

足を悪くしてからバスケのシュートを試みたのは

初めてでしたが、まあ届かない!

車椅子の位置からあの高いゴールにシュートを決めるのに、腕の力だけでボールをあげるのって

大変なんですねー。と感心していましたが、

ちゃんと1ゴール決めるまでがんばりましたよ。

 

そしてお次は車椅子テニス。これがやりたかった。

昔お遊びですがテニスを少しやっていたので

ラケットに触れるのがすごく久しぶりで嬉しかったです。

とはいっても体育館ですので、ネットの前で構えて、横から球出しをしてもらって

それを打ち返す。という感じの体験です。

球出しをしてくださる方は、車椅子テニスを実際にやってらっしゃる方ですし

わたしも自分の車椅子から乗り換えての体験ですので、

うまく乗せてくれるんですよね〜

お!いいねぇ!さっきの子よりうまいよ!

ってな具合に。

は〜気持ちよかったぁ〜〜

 

で、最後に思ったのです。

やってみたい。と。

なので受付の方に声をかけてみました。

車椅子テニスってどこでできるんですか?と。

そしたら、、、

あー。ネットにそんなことが載ってたり、載ってなかったり、、、

なにその情報…

もういいやと思って、ありがとうございますーと

その場を離れようとしているのにさらに薄い情報。

あ、球出しをしてくれてる方も車椅子テニスやってるみたいですよーって…

そりゃそーだろーね。そんなのわかるわっ。

と、最後にちょっぴりガッカリしながらも

まぁパラスポーツを広めるといっても携わる人も

まだまだ多くはないし、なかなか大変なんだろうなぁ…と感じながら帰ってきました。。。

パラリンピック1年前スペシャル

イベントに行ってきました。

パラリンピック1年前スペシャル】

"競技用車いすに乗っての操作体験やシュート体験"

とあったので、

次男とその友達と娘を連れて行ってみよう!

 

というのも、最近リハビリに行くようになって

いろんなことができるようになってきたなぁ。

と、小さい実感が日々あるんです。

プールも毎週のように行く中で、

足首は動かすこともできないので、

装具を履かないで入るプールは、慎重に慎重を

重ねて、必ずどこか壁や手摺を掴んで入っていました。

でも、一度プールに入ってしまえば、

はたから見たら普通に子連れの保護者の1人。

低学年の小さな子供がつかまっている手摺を

ちょっと貸してくれる?とも言えないので

最初は娘につかまったり、フラフラふんばったり

していたのですが、、

最近気付いたのです。

あれ?手摺無しでもちょっとくらい立ってられる?

なんなら一歩二歩足出せるかもしれない?

ということに。

リハビリに通うようになって、歩く練習をしたり

マットで動かせない動きの練習をしたり

それももちろんすごく助かるしありがたいこと

なのですが、

プールでちょこっと立ってられたことや、

ぷらんぷらんの足で一歩二歩歩けた。という話を

理解して聞いてくれることで、

よりがんばろうと思ったり、前に進んでるんだ。

という実感を得ることができるようになりました。

どんな人でもそうですが、特に病気だったり

障害を持っていたりすると、より同じようには

理解してもらえないことが多いので、

人に共感を求めることが難しくなってきます。

ですので、そこを諦めてしまっている人も

多いでしょうし、わたしもそうでした。

 

最近より前向きな自分がいることに気付きます。

元々は運動が大好きだったので、

リハビリをして汗をかくことがうれしくて、

でもだんだんそれにも慣れてくると

自分でもスポーツをしてみたい。とも思うように

なりました。

でもでも、やはり軽く始めるにはまだまだ

敷居の高いもので、近くに車椅子ごと

受け入れてくれる設備や、1人でふらっと

という手軽さは見当たりません。

ですので、体験できる。という言葉は

わたしにはとっても魅力的なんです。

 

長々と書きましたがいざ体験

笑笑

 

 

 

 

オリンピックの輪

15年前に足を悪くして以来

暮らしている東京都

仕事をしている東京都

子供たちが学校に通う東京都

日々温かい環境で生活できること

ほんとにほんとに感謝しています。

エレベーターを待っていれば

誰もがお先にどうぞ。と言ってくれます。

職場でも扉を開けて待っていてくれたり

資料を運んでもらったり。

子供が通う学校では先生方みなさん子供たちのため

細かなところまで配慮してくれます。

 

そんなお世話になっている東京都のみなさんに

恩返しができたらという思いでいます。

私のようにハンディがあっても

周りの支えがあり幸せに暮らせること。

私はハンディが目に見えている分みなさんからの

親切を受け取りやすい。

月曜日の朝から良いことがあったら

誰もが幸せな気持ちになりますよね?

そんなみなさんの親切に囲まれて生活している

私はとても幸せ者だと思います。

自分は1人ではない。ということ

気が付いていないのであれば気付かせてあげたい。それでも、そんな人がいないというのであれば

寄り添ってあげたい。

誰かと関わることでひとりでも元気づけてあげることができれば。


そしてその輪が広がって東京都だけではなく

もっと大きな輪になって、少しの幸せでも

感じることができたら未来は明るい。

そんな風に思っています。

 

オリンピックの輪ってそんな幸せの輪であって

ほしいですね。

再生医療?

リハビリに行ってきました。

 

先日のブログ【ウォークオンリアクション②】

のその後。

補装具の業者の方ががんばってインソールを

薄〜く削ってくれて、必要最低限の大きさに。

そして、無事に24.5センチの靴を履くことに成功!

まず自分のサイズの靴を履く。ということが叶いました。

15年間もモヤモヤしていたのに、

意外とあっさりと叶ってしまいました。。笑

 

最初は新しい補装具に慣れる練習。

そして段々と移行。

と思っていましたが、我ながら順応性の高さよ(笑)

というか、昔っから新しいものが大好きでした。

新しいことに慣れる間の不便さより

新しい物を使ったり、それに適応する楽しさの方が

勝る子供でした。

こんなところで役にたつとは。

何事も人生において無駄なことなんてないのよね。

というわけで、あっさり移行完了。

 

この補装具は靴にはめ込んで履くタイプなので

今までのように靴を脱いで補装具で歩く。

ということができません。

ですので、靴を脱ぐとわかっている場所に行く時は

前の補装具にして。という感じにしようと思って

いましたが、

もう移行してしまった私は前の補装具に戻れません。だって、

すごく歩きやすいんですよ。

いえ、歩きやすいのかはわからないのですが、

移行後に一度前の補装具を履いて歩いてみたら

すごくすごーーく歩きづらいんです。

なんだか後ろに重心が残って前に行く力が出ない。

もっと歩けるのに!とすごくもどかしくなりました。

という結果から、新しい補装具は歩きやすい。

という判定結果になりました(笑)