shi-yanyの日記

15年前に脊髄損傷による不全麻痺となり足を悪くしました。そんなわたしの日々を綴っていこうと思っています。少しでも元気になる人がいたらいいなぁ。と思って始めました。

障害者のスポーツセンター

夏に車椅子テニスを体験してから

ずっとやりたいと思っていました。

 

まずリハビリの先生に聞いて、

障害者のスポーツセンターというところでは

いろいろなスポーツができる。と聞いたので

まずはお問い合わせ。

体験スクールがあるようで、申し込みをしました。

落選…。

こんなところでも落選かw

ホームページに空き状況。とか書いてあったので

電話をして、空いていたらできる。と言われたので

とりあえず子供3人連れて行ってみました。

すると受付で、まずは登録。

障害者スポーツセンターなので、障害の状況とかを

詳しく記入しました。

そこまでは、怪我とかそういうこともあるしね。と

ふむふむと思いながら記入していると、

今日はお客様と、、介助者はどなたですか?

あの大きな子が介助者ですか?

基本的に障害者の方1名につき、介助者1名です。

えっと…。

介助者というか子供が3人なので4人でできますか?

と尋ねると、

いえ、基本的には、障害者の方1名につき、介助者1名です。とまた同じセリフが…。

しかも介助者というだけに、下の子ら小学生では

いまいちなようで、

長男を見て、お兄さんが介助者ですね。と言われ…

とりあえず話が進まないのでそのままテニスコートへ行きました。

 

テニスコートにはそこの常駐の担当者?というか

コーチ?のような方がいて、

何人ですかー?4人でいいんですねー?

と言われたところ、受付の方がそのコーチの方に

また同じことを言いました。

いえ、障害者の方1名につき、介助者1名ですので。コーチの方が、4人で来てるんだから4人でやれば

いいですよー。と…

それでも受付の方が何度も何度も介助者は基本的に

と言うのですごく悲しくなりました。

わたしは介助者なしでは楽しめないのか。と

障害者スポーツセンターと言いながらも

子供3人を持つママの障害者は子供たちと

テニスを楽しめる場はないのか。と…。

 

なんというか、もうかれこれこの体になって

15年たつし、外に出ることも多いのですが

なんとなーくこういった障害者センターという

ところにはあまり足を踏み入れていませんでした。

普通に商業施設などに行って、最近はバリアフリー

も進んでいるので、車椅子でも苦もなくお買い物が

できるし、みなさん親切にエレベーターのボタンを

押してくれたり、ほっこりすることも多いのですが

障害者枠みたいなところに行くと、とにかく

介助者は?介助者は?と聞かれるのが

とても憂鬱になります。

介助者がいないと1人でうろついてはいけないのか…

しかも介助者1人という制限…。

友達や家族とスポーツを楽しむことを許していないかのような。

 

なんというか行き場の無い悲しい気持ちに

なりました。きっともう訪れないと思います。