shi-yanyの日記

15年前に脊髄損傷による不全麻痺となり足を悪くしました。そんなわたしの日々を綴っていこうと思っています。少しでも元気になる人がいたらいいなぁ。と思って始めました。

再生医療

寝たきりからの復活 ~密着!驚異の「再生医療」~ NHKスペシャル

が放送されていました。

 

放送後、友人が再生医療のことやってるよ。

と教えてくれました。よくなるといいね。

医学は進んでるから!とテンション高めに…。

わたしはというと…。まだ映像を見る前でしたし

医学は進んでる進んでると言っても、

それを実感するほどには…なんて…

そもそも、再生医療の放送を見て何かを思って

くれるのも、それを録画しておいてくれるのも、

友人であるわたしを想ってくれているという

感謝しかない状況なのに、

なにも成果をあげられない自分というか…

自分からしたら、この15年間でできるようになった

ことはたくさんあるのに、それは普通の人には

伝わらないような小さなことで。

杖をついて歩いてる状況では見た目的には

変わってないのかなぁ。というもどかしさと…。

なんだかよくわからないモヤモヤに押しつぶされそうでした。

 

少しためらいながらも、友人が録画してくれた

映像を見ました。

出だしから、寝たきりからの復活!回復困難な

寝たきりの状態から立って歩く!と

センセーショナルな始まり。

これで友人のあのテンションね。と納得

納得したところで見ていると、

頸髄損傷の方で、呼吸も困難な状況からの

3年間にも及ぶ再生医療によるリハビリでした。

見る前は、なんとなく予想のつく映像を想像して

再生医療って言ったって、急性期の人で

しかも重症な人を対象にしているから、、

あたしのもとにそれがやってくる頃には…

なんてナナメな感じで見始めていました。

 

まずは友人に感謝。

ナナメになってた自分に反省。

そう。重症な人がこんなに動けるようになる

この奇跡。これこそが再生医療

こういう人たちへこそ行き渡るべき医療だ。

と感じました。

わたしは、、まだまだやれることがあるはず。

わたしはわたしでできることを。

まず。着実に一歩ずつ。諦めず。。。

 

考え直すきっかけをいただきました。

きっと再放送などあるでしょう。

興味のある方は是非。